ショパン国際ピアノコンクール2025

マレーシア出身のヴィンセント君
マレーシア出身のヴィンセント君

10月6日第1次予選から始まったショパンコンクールがいよいよファイナルへ。5年に1回のショパン国際ピアノコンクール、とても注目しています。素晴らしいピアニストが発掘される場でもあるから審査は粛々と行われてほしい。

 

沢山の若手ピアニストが出場するので、どれを聴けばいいか分からず、時間は有限ですから、最初は日本人だけ聴いていました。私は日本人では第1次予選から桑原志織さんに注目していました。それまで存じ上げなかったのですが、こんな素敵な演奏をする方がいらしたの!と思いました。ショパコンに参加できるようになった経緯のエピソードを知り、お人柄も素敵でファンになりました。

 

ファイナルになったら他の国の人も聴いてみようと思って、アーカイブやライブ配信をBGMにして作業しながら聴いています。

 

何気なく聴いていたのですが、昨日のマレーシア出身のヴィンセント君のファイナルの演奏には惹きつけられました。個性的で、唯一無二の音色。自分の言葉で自分の音楽を語っているようでした。ショパンの憂いや優しさなども感じました。コンツェルトはオケを統率しているかのようでした。ブラヴォーやスタンディングオベーションも多かったように感じました。

 

アメリカ出身のエリック・ルー君はファツィオリのピアノを弾いていて、音色が明るく、オケと合わせた時に音色が際立つというか、目立つのがどうなのか?オケとピアノが分離しているような気もしました。前回の覇者ブルース・リウもファツィオリのピアノを弾きましたから、どうなのでしょう。

 

今回のショパコンは課題曲も規定が変わり、幅広く自由になったので、ある程度エチュードはエチュードで技術を見るとか、範囲を決めた方が良いのではないかと個人的には思います。評価方法も一次予選が何%、二次予選が何%、三次予選何%で、本選で何%かの審査員が合意すればそれまでの評価をひっくり返すことが出来る?とか。色々変革したようなので行方が気になります。

 

私としては伝統のあるショパン国際ピアノコンクールですから、審査もやり方も伝統的に続いて行ってほしいです。ある程度シンプルな方が良いと思うなぁ。過去の入賞者と意味合いが違ってくるのもどうなのかな?と思います。

 

最近のYouTubeなどの影響で、視覚的な演奏が流行っているけど、目を閉じて聴いてファンタジーの感じられる演奏がステキだと思います。

 

コンテスタントのみなさん、素晴らしい演奏と挑戦する姿を見せて下さって本当にありがとうございました。

結果はどうであれ、視聴側として、エネルギーをいただけたことに感謝します。さて、いよいよ最終日、ドキドキします。