今年の講師演奏。
何にしようか迷いましたが、ショパンのワルツ第5番にしました。
ヘミオラ(2拍子と3拍子の交差)が特徴的で、奏者のリズム感やセンスが問われる難曲です。
ショパンのワルツの中で唯一の「グランドワルツ」です。
簡単に説明しますと、ショパンのワルツの中にも「ワルツ」「グランドワルツブリランテ」「グランドワルツ」「ワルツブリランテ」と名付けられたものがあります。
ショパンの第1番のワルツは「グランドワルツブリランテ」華麗なる大円舞曲、と訳されます。
「グランド」は大きい、「ブリランテ」は華麗な、という意味ですから私が弾く第5番は大円舞曲、と言う意味で規模の大きなワルツだということになります。
規模が大きく、技巧も難渋なので、ショパンコンクールでも沢山の方が第5番を選択していました。ちょっと話が横にそれますが、ショパンコンクールではワルツは第1番、2番、5番の中からの選択で、2番と5番が良く選ばれている印象です。
この第5番のワルツは私が初めて買ってもらったピアニスト故中村紘子さんのLPレコードに収録されており、その華やかさに憧れていました。
中学生の時、学校の夏休みの宿題でクラシック音楽を10曲聴いて感想文を書く、というのがあり、母にねだって買ってもらい、レコードに針を落として聴いていました。本当に懐かしい思い出です。
中学生の時の憧れの曲を今になって弾く。
随分時は経ちましたが、感慨深い…しっかり味わって弾きたいと思います。
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